気候変動への取り組み

国連によると、気候変動は現代の決定的な問題です。地球の人口、経済、生活水準の向上に伴い、温室効果ガス(GHGs)の累積排出量も増加しています。最も豊富な温室効果ガスは二酸化炭素(CO2)です。地球の大気中の温室効果ガスの濃度は、地球の平均気温に直結しています。CO2は何世紀にもわたって、あるいはそれ以上に長く大気中に存在するため、早く排出量を抑えれば、気温の上昇を抑えることができます。

Lab tubes

科学に基づいた目標

ニュートレコの水産飼料部門であるスクレッティングは、世界的なリーディングカンパニー850社と共にScience Based Targets Initiative(SBTi)に名を連ね、科学的根拠に基づいた二酸化炭素排出量削減目標の設定を推進しています。CDP、世界資源研究所、世界自然保護基金、国連グローバル・コンパクトとの世界的協調により、SBTiは設定低炭素経済にシフトするうえで各企業の競走優位性の追い風として科学的根拠のある目標の設定を推進しています。

 

 

 

 

私たちの製造業務とKPI

私たちは四半期ごとに5つの環境的・社会的製造KPI(重要業績評価指数)のモニタリング、記録および報告を継続しています。2016年に開始して、現在は財務報告システムを通じてすべての工場から報告を行っています。私たちは引き続き改善を目指し、成功事例を異なる部門間で共有しています。

スクレッティングのすべての製造工場では廃棄物処理計画が義務付けられています。これにより、廃棄物は可能な限り埋め立て処理せず再利用しなくてはなりません。

新たに建設中の製造工場、多くの地域で進行中の工場閉鎖または拡張など、私たちの環境負荷は常に改善されています。

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Forest

森林破壊

スクレティングでは、森林伐採に貢献していない農家が栽培した植物原料のみを購入し、デリケートな生態系や絶滅危惧種を保護することを徹底したいと考えています。現実的には、そのためには、植物がどのように栽培されているかの基準を含む、明確な調達ガイドラインを持つことが必要です。

私たちに由来する環境負荷

飼料は、養殖魚や養殖エビの健康と安全を保証するうえで重要な役割を担い、養殖プロセスの効率を大きく上げる要ともなるものです。飼料効率を適正化して利益を上げる一方、飼料はさらに、特に大きな環境影響要因のひとつになっています。私たちが生み出す環境負荷の大部分を占めるのは原料であることを踏まえ、私たちの原料調達チームはその負荷を最小限に抑えることに重点を置いています。

責任ある調達について

Circular woods

循環

循環型経済は、気候変動緩和のための数多くのソリューションをもたらす可能性を秘めています。また、社会で消費されなかった原料を使用することは、私たちの基本的長期ビジョンのひとつです。

長年の研究開発の結果、スクレッティングはますます様々な原料に柔軟に対応できるようになりました。魚粉のような有限原料については、責任ある方法で調達されたものの使用をこれまで以上に推し進めることで、世界的な水産養殖製造の持続可能性の評価を高められます。

私たちが現在製造している世界向けの飼料は、原料の20%以上が副産物です。人間用の食品加工の連鎖内で発生し、飼料に使われなければ廃棄されていたはずの副産物もこの中に含まれます。さらには昆虫ミール、単細胞生物や養殖藻類製品のタンパク質など、人間の食用と競合しない原料の使用量も増えています。これらの原料を使用することは天然資源の有効利用であり、循環型経済の発達の支援にもつながります。

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