原料のギャップを埋める


世界の人口が増加し続ける中、世界の飼料となるタンパク質を提供するための養殖への関心が高まっています。Skrettingでは、世界最大級の養殖飼料サプライヤーとして、当社が果たすべき本質的な役割があると考えています。養殖の生産量が3,000万トン増加すると予測されているため、さらに4,500万トンの原料が必要になります。では、その原料はどこから来るのでしょうか?

スクレッティングの飼料に含まれる昆虫ミールについて

スクレッティングは、長年にわたり昆虫を水産飼料に使用することを理解するための知識を構築し、飼料に導入しました。「他の飼料原料同様、昆虫タンパク質の複雑な特性を、持続可能性、栄養、品質・安全性、規制、財務の観点から十分に理解するよう、積極的に取り組んできました」と、スクレッティング イノベーション ディレクター、Alex Obachは述べています。

2018年、スクレッティングはスタートアップの世界を調査し、世界中の40以上の昆虫成分の生産者との話し合いを開始しました。「研究を供給するスタートアップと私たちの研究開発施設とのコラボレーションを通じて、数社の製品の性能を主要な魚種でテストしました。"とObach氏は話します。

色々な魚種やエビを使った研究開発試験の結果、さまざまな結果が出ています。昆虫業界では、新規原料を飼料に応用しようとする動きはまだ始まったばかりなため、これは予想外の結果ではありませんでした。「昆虫ミールの成功の鍵は、ターゲット市場のニーズを把握し、安定した製品品質を確保するために原料加工条件をコントロールすることです。」と、スクレッティングARCの原料コーディネイター&シニアリサーチャーのGunvor Baardsen氏は述べています。

 

昆虫ミールの成功の鍵は、ターゲット市場のニーズを把握し、安定した製品品質を確保するための原料加工条件をコントロールすることにあります。
Gunvor Baardsen, スクレッティングAI 原料コーディネーター& シニアリサーチャー

商業的成功を確実にするために

協力して取り組む

スクレッティングは、昆虫のスタートアップの商業的成功を支援するために、彼らと協力し、洞察力を提供してきました。  「この知識は、養殖の未来が責任ある持続可能な方法で進歩し、発展し続けることを確実にするのに役立つと信じています」とObachは述べています。

昆虫産業が養殖市場への参入を成功させるために直面している主な課題のいくつかは、供給量が少ないこと、魚粉や大豆タンパク質濃縮物などの高タンパク質成分をより高価な昆虫タンパク質に置換するという、今現在は不利な市場経済性があることです。 「時間の経過とともに、一部のサプライヤーから市場に出回る昆虫ミールの量は増加すると予想しています。しかし、従来の高タンパク原料の生産規模にはかなわないでしょう」とObachは続けます。

高価な新規原料を魚やエビの飼料に取り入れることは、持続可能性にとってプラスの価値になりますが、簡単にできることではありません。成功の鍵は、飼料から食品までのバリューチェーン全体で責任を共有することにあります。 飼料に昆虫を使用することは、飼料から食品へのバリューチェーンのおける様々な利害関係者にとってポジティブな機会となり、成功すれば養殖業の未来にもつながります。私たちはその準備ができているのです。

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