魚やエビが直面する課題を、飼料メーカーの私たちはどうサポートすればいいのでしょうか。まず、健康な魚の生態を完全に理解する必要がありますが、実は、魚種によって生物学的違いが非常に大きく、想像以上に複雑です！私たちは、以下のような科学技術を活用し、魚の生態への理解を深めています。
- DNAプロファイリング
- 血液検査
- ティッシュ・サンプリング
- インビトロ試験
- 新たな健康指標を探る
- 微生物学、バイオテクノロジー...数え上げればきりがありません。
魚やエビの健康を守る
魚やエビの健康を守ることは、より持続可能な世界の水産業に貢献することです。私たちは、世界の養殖業者が生産性を向上できるような飼料やサービスを開発し、提供することを重要な目的のひとつに掲げており、より多くのことを、より少ない量で行うことを目指しています。スクレッティングの飼料は、環境への影響を最小限に抑えながら、魚種の健康やさまざまな養殖システムをサポートするように設計されています。
養魚飼料の主な原料は魚粉などの海産由来原料ですが、私たちは、その魚粉の含有量を初めて大幅に削減し、次に魚粉と魚油ゼロの飼料を業界初で開発しました。この他、1992年に魚の健康に着目した飼料を初めて開発したことなど、数え上げればきりがないほど、常に健康な飼料開発の最前線に立ってきたと自負しています。
もちろん、私たちの業界（時には会社）の外ではあまり知られていません。しかし、私たち「オタク」にとっては嬉しいことに、この仕事に興味を持つ人が増えています！
既成概念にとらわれない
私たちの研究所には、「バブル 」と呼ばれる最先端の研究スペースがあります。乳がんやCOVID-19のような病原体の検出に使用されているのと同じ技術など、人間の健康分野に反映される多くの技術を備えています。ここは、科学者の専門チームが養殖種の生理学的相互作用の複雑さをより理解することを目的に設立されました。
例えば、マイクロアレイ、qPCR、OMIC、細胞培養、迅速分析、定量組織学などは、養殖種の課題やリスクの根本的な原因を深く掘り下げる手法の一つですが、我々の研究のほんの一部にすぎません。細胞培養のように、研究チームがより持続可能な方法で研究できる技術もあります。この方法であれば、興味深い特性を持つ成分を事前にスクリーニングすることができるので、生体試験の回数を減らすことができます。
多くの養殖システムは自然環境に囲まれており、魚やエビは温度変化、生物学的課題、取り扱いなどのストレスにさらされ、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。スクレッティングでは、研究開発への継続的な投資と全体的な健康管理アプローチを通じて、養殖生産者が魚やエビの健康を確保できるよう支援することを約束します。
